世相。


本屋に立ち寄ると その時々の世相をうかがうことができる。

ライフスタイルの本棚なんかをのぞくと「断捨離」や「シンプルな〇〇」と言ったタイトルを しばらく前から よく目にする。

そこから 思うこと。

一つは、シェアリングエコノミー、モノからコト消費などの潮流に代表されるように、所有することに煩わしさを感じる人が増えているんだろう、ということ。

そしてもう一つは、「何か状況を変えたい」と思う人が 今のご時世 結構 いるんだろう、ということ。

「得るは捨つるにあり」なんて言葉があるけど、何かを捨てたり、お別れしたりすることは ある程度 覚悟がいる。

それが 自分の拠り所となっているものであれば なおさら。 …思い出の品、好きなブランド品 …(モノから離れてみれば) 誰某との付き合い、肩書き、こう見られたい という自分のイメージ etc…

ただ、思い切って サヨナラしてみると、なぜ あれほど こだわっていたんだろう、後生大事にしていたんだろう、なんて感じるから 不思議である。

人は そんな経験を通じて、しなやかさを培ったり、本来の強さを 取り戻したりするんだと思う。

少し脱線。

20代半ばの頃、大好きだった女性に フラれた際(彼女は元彼に戻る道を選択)、「捨つることは 得ることなり」なんて 捨て身のエールを送ったところ「フラれた身で 何ゆーとんねん」と、二人で爆笑になった。

さすがに しばらく 失恋特有のボディブローが効いていたけど、今では いい思い出。

捨てられた時も、何かしら 得るものはあるみたい。


最新記事
アーカイブ

©   2016   fukanya