ガラケーの件。
「AI」「IOT」「フィンテック」「ブロックチェーン」… 最近では こんな言葉を 見かけない日はない。IT オンチの私ですら、今では GAFA(特に Google、Apple、Amazon) は もはや 生活の一部になっている。
・・・
数日前。Aさん(注.「いい男は銭湯で…」で登場)に 久しぶりに(やはり@銭湯)お会いした。最後は この仕事を開業する前だったから 一通り 私の近況を報告…
私「…って 大変ですけど。まー 頑張ります。Aさんは お変わりないですか?」
A氏「私なんか もう 変わりたくっても 変わりようなくってね。どうやったら変わるのか 教えて 欲しいもんだよ」(タシカニ・ナンモ・カワッテナイネ。)
A氏「そーいえば、今度 国の施策で 〇〇ができるんだってね」
私「へー …そうなんですか。Aさんは いつも なにで 情報とってるんです?」
A氏「新聞とか ラジオとか …でも まぁ "少し"ね。情報とか 知識ってのは 頭デッカチになって 身動き取れなくなっちまうから しょうがねぇ」
私「…んー(痛笑) 確かに… 息すれば いろんな情報 吸い込んじゃうような時代だから、Aさんみたいに "受信機"の方が ちょうど いいのかも」
A氏「失礼だね。これはアートなの。わかんないかなぁ」
私「百歩譲って アートでもイイけど。ちょいと シュールすぎやしませんか…」
Aさんが 保有するのは「それ、某国 の "受信機" ですか?」「どこの 浜辺で 拾ったんですか?」って 周囲から 冗談とも本気とも つかない感じで 質問されるレベルのガラケー。
・・・
そう言えば、いつだったか。こんなことを Aさんに言われたことがある。
「パソコンとか "すまほ"ってゆーの? (人差し指をサッサッ)…今の人ってのは、アレと にらめっこばっかりしてるけど(ディスプレイの)向こうっ側に『答え』、あったりするんだけどねぇ」
その時は「なるほど…」なんて思ったけど、今でも 本当のところは どういうことなのか わかっていない。
・・・
この先、従来の人間の仕事が 今以上に「AI」に 代替されていくことは 間違いない。いろんな論説はあるけど、個人的には かなりの領域・割合に及んでいくと 思っている。
「オペレーション等は『AI』に任せて、人間は…人ならではの…より付加価値が高い…創造力を伴う仕事を…」なんて話も 見聞きするけど、それって 「価格でなく 品質で勝負」と言って 中韓台 企業の後塵を拝してしまった日本企業のケースと どこか おんなじ 匂いが。
ディスプレイの向こうっ側に 何か ヒントがあるんだろうか…
裏側を 覗いてみる。やっぱり 電源コードしか見えない。