幸せ。


「幸せの聖地だな」

公園のベンチで 新聞を読みながら (とても上品に)ビールを グビリとやってると、隣のベンチの男性が 横にいる彼女に そんな言葉をつぶやいた。

確かに。目の前には ボール遊びに興じる 数々のファミリー。どこを切り取っても 保険会社の広告で使われても おかしくないような風景。

…「そもそも 幸せ とはなんぞや」世に名を残した偉人含め 多くの方が このテーマに 様々な 見解を 示してきたことだろう。

私は 最近こんな風に思う。「Q.あなたは それで満足ですか?」「A.まぁ…いろいろあるけど、総じて “YES” 。」以上の回答ができれば、幸せ なんじゃないのかな。

・・・

世に言う 幸せ の条件が揃っているのに、不満そうな人がいる。

一方、周りから「 不憫だ」と思われても 楽しそうな人もいる。

違いは 何だろう。

前者は 他人の基準で 自分の満足度を 測っている気がする。他人のゴール。他人のペース。しんどくて 足が進まない。道のりを 楽しむ余裕なんてない。途中で 「なんのために…」なんて思いも ちらつく。

後者は 自分の基準で 自分の満足度を 測っている気がする。自分のゴール。他人に迷惑をかけない限り 自分のペース。自然と一歩一歩 足が出る。「あ…鳥、鳴いた」「へー。こんな花があるんだ」…自分なりに 道のりを楽しんでいる。

メディアで見聞きすような、既製品の幸せの押し売りに 違和感を持った時。それが、自分が 満足できる旅路のスタートだったりする。


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