「こんにちは」


20年ぶりの海釣りか。お盆に帰郷した際 、父がお友達(全員 around70)と 沖に出るとのことだったので 緊急参戦。ガキの頃から 面倒を見ていただいている Yさんも一緒だった。

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「しげ、もっと ニコッとせーね。ハイっ(パシャッ)」。20年前、反抗期 真っ只中だった私は Yさんと一緒に 沖に出ていた。 無表情で 魚を釣り上げる私を、Yさんは そう言って 撮ってくれたのを 今でも覚えている。

設備屋さんだった Yさんは 遊びのセンスと 人(&自分)を楽しませようとするスタンスは 超一流。倒産の経験をしたり 奥さんに逃げられたりしても(後に戻ってきたケド)笑顔と冗談は いつも絶やさない 豪傑(?)である。

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今回 私にとっては 初めての深場(水深100-270m)での釣りだったので、餌の付け方から リールの使い方まで Yさんが 教えてくれた。「Y:あっちの竿の使い方は 大丈夫か?」「私:こんな 大海原まできて 下ネタかい!」なんて 生産性のないラリーを続けていると…気がつけば 竿頭(一番 釣れた人)に。 Yさん、夏の思い出を ありがとう=… までは 良かったが、陸に上がってからは 釣った魚をアテに 案の定 どんちゃん騒ぎ… んー…残存する船の揺れが 酔いを引き立てる…じゃあ、モウイッパイ ダケ …

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うっ… アタマ イテー…キモ チャーリー… 翌朝 フラフラになりながら、近所(といっても徒歩10分)のドラッグストアに 汗だくで 胃薬を買いに行く… 途中。「こんちはー」なんて、すれ違う人たちに 声をかけられた。中には まだ小学生にもなっていない ガキンチョまで チャリこぎながら 挨拶してくれる。「こぉ、こんちぁー(オエッ…んプゥ)」

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私が 生まれた街は いろいろ 変わった。チェーン店と 幹線道路と 相続対策のアパートと 空き家と じいさんと ばあさんと 老人向けの施設が増えて、粋/味な 商店と 若者と仕事、子供と学校が減った。

それでも こんな 素敵な 習しが …これからも 残っていってほしい… なんて願うばかりでなく 今度は 自分から 実践してみよう。


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