

「6%」
「24%」「70%」「132位」 。何の数字だと お思いでしょうか。 熱意あふれる社員「6%」 周囲に不満をまき散らしている無気力な社員「 24%」 やる気のない社員「70%」 調査した139カ国中「132位」… 「従業員の仕事への熱意度(エンゲージメント)」に関する調査を、米 ギャラップ社が 世界各国の企業を対象に実施したら、私達の国「日本」は このような結果だったらしい。 「主な原因は 上司(のマネジメント)」 … ギャラップ社の会長は こう指摘されたそうな。 以上、5/26付 日経新聞 朝刊より この調査結果の背景には「上司のマネジメント」以上に、 「今のやり方のままでは この会社(事業)は いずれ 立ち行かなくなるんじゃないだろうか」 「いつまで経っても ウチの会社は 変わらない。この状況がいつまで続くのか」 といった 管理職 含む 社員の方々の「やるせなさ」があるんじゃないかと 私は思う。 ・・・ 外で食事をしていると、時々 ビックリするくらい 会社や上司の悪口で 盛り上がっている 一団に出くわすことがある。 ニンゲン ダモノ。気持ちは


幸せ。
「幸せの聖地だな」 公園のベンチで 新聞を読みながら (とても上品に)ビールを グビリとやってると、隣のベンチの男性が 横にいる彼女に そんな言葉をつぶやいた。 確かに。目の前には ボール遊びに興じる 数々のファミリー。どこを切り取っても 保険会社の広告で使われても おかしくないような風景。 …「そもそも 幸せ とはなんぞや」世に名を残した偉人含め 多くの方が このテーマに 様々な 見解を 示してきたことだろう。 私は 最近こんな風に思う。「Q.あなたは それで満足ですか?」「A.まぁ…いろいろあるけど、総じて “YES” 。」以上の回答ができれば、幸せ なんじゃないのかな。 ・・・ 世に言う 幸せ の条件が揃っているのに、不満そうな人がいる。 一方、周りから「 不憫だ」と思われても 楽しそうな人もいる。 違いは 何だろう。 前者は 他人の基準で 自分の満足度を 測っている気がする。他人のゴール。他人のペース。しんどくて 足が進まない。道のりを 楽しむ余裕なんてない。途中で 「なんのために…」なんて思いも ちらつく。 後者は 自分の基準で 自分の


ガラケーの件。
「AI」「IOT」「フィンテック」「ブロックチェーン」… 最近では こんな言葉を 見かけない日はない。IT オンチの私ですら、今では GAFA(特に Google、Apple、Amazon) は もはや 生活の一部になっている。 ・・・ 数日前。Aさん(注.「いい男は銭湯で…」で登場)に 久しぶりに(やはり@銭湯)お会いした。最後は この仕事を開業する前だったから 一通り 私の近況を報告… 私「…って 大変ですけど。まー 頑張ります。Aさんは お変わりないですか?」 A氏「私なんか もう 変わりたくっても 変わりようなくってね。どうやったら変わるのか 教えて 欲しいもんだよ」(タシカニ・ナンモ・カワッテナイネ。) A氏「そーいえば、今度 国の施策で 〇〇ができるんだってね」 私「へー …そうなんですか。Aさんは いつも なにで 情報とってるんです?」 A氏「新聞とか ラジオとか …でも まぁ "少し"ね。情報とか 知識ってのは 頭デッカチになって 身動き取れなくなっちまうから しょうがねぇ」 私「…んー(痛笑) 確かに… 息すれば いろんな情報


タイムラグ。
うまく しのいだ。なので そのやり方を 繰り返した …しばらくしてから 振り返ってみた。そしたら ただ ただ マズイ手を打っているだけだった …そんなケースは 世の中 結構 多い。 自分ごとで 思い当たるのは 前職 営業時代の「値引き」。仕事欲しさに アタック先からの値引き要請に 安易に 応じようとしていた時期があった。確かに それによって決まった 仕事はあった。ただ、そのことによって 自分や勤めていた会社の強さ、担当トレーナーのモチベーションに どのような影響を与えてしまったのか …しばらくしてから 青ざめた。 短期的(その時点)には 一見 正しいことが、中長期的には 全く割に合わないことがある。 ところで、人間は「ショートカット(近道)したい」願望があるらしい。本来であれば成果を得るためには 正当なプロセスがあるはずなのに、それをすっ飛ばして 成果を求めようとする願望。特に「金」「健康」「人間関係」など 琴線に触れるようなテーマでは。(詐欺なんかは そこに照準を絞って、この心理を巧みについてくる) ・・・ 「不正」。この手のニュースが 連日


スマホの件。
「そんな 忙しかったら、俺 もう帰るね」って 自分だったら 言ってしまうナ…@ファミレス 親子・職場仲間・恋人・友達(推)…たとえ“二人”であっても 相手を放置して 無言でスマホを いじっている様子に、未だに反応してしまう。 一通り(スマホを通じた)何らかの作業を終えたら、今 会ったかのごとく 世間話を始めたりするものだから それが今のスタンダードで、私の方が ずれているのかな… とも思ってしまう。付き合い始めのカップルであれば 検索しているかもしれないし…「沈黙 打破」と。 一方、言葉を交わすことだけが コミュニケーションではない、という側面も否めない。 私は以前、特に二人きりの場だと「ツナゲテ ツナゲテ」…アタフタ 自分にカンペを出していたけど、ぼーっと一緒に 外を眺めていたり、静寂の中 ちびちび盃を傾けたり …そんな時間もいいもんだな、と 最近では感じている(今の仕事の影響も大きい)。テラス席で 静かにランチをされている ご夫婦(推)なんかを見かけると、素敵だな、とも思う。 だから きっと、人によって 最適な時間の過ごし方は 違うんだろう。

選択。
誰もが日々、当たり前にしていること。その一つが、「判断・意思決定」。 朝起きて 何をするか、出社したら 何から 手をつけるか、あの件を 誰に通すか、取引先には なんと回答するか、仕事の後は 一杯行くか・直帰するか、寝るまでに 何をするか、週末に 何をするか… なんて ことから、就職(転職)・結婚(離婚)といったことまで、意識・無意識 問わず、人は 日々、様々な 判断・意思決定を下している。 その結果が「今の自分」と言っても そんなに間違ってないだろう。 その時々で どのような 判断・意思決定(→行動)をするかで、将来は変わってくる… ・・・・・ 「Stay hungry, stay foolish」と 締めくくられる、スティーブ・ジョブズさんの有名なスピーチ(@スタンフォード大学 卒業式 / 2005年6月)から以下、抜粋させていただく。 … 先を読んで 点と点を つなぐことはできない。後から振り返って はじめて できる。したがって あなた方は 点と点が 将来どこかで つながると信じなければならない。 点がやがて つながると信じることで、たとえ


「お客様第一」
前職。新規営業の際には 必ず 訪問先のHPに目を通していたけどその際、「お客様第一」「顧客満足」といった 類の言葉を 何度 目にしたことか。 そんな言葉を 掲げておきながら、実際に訪問してみると 社員の誰一人として(外部の人間に)挨拶しない会社もあったし、品質偽装が 後になって 発覚した会社もあった。 日本の時価総額ランキング上位を占める 金融・通信業界。 最近になって ようやく お上も 色々 ツッコミを入れているけど、私含め おそらく 多くの人が「よく あれだけ サービス(仕組み)を 複雑にできるナ…」と 昔から 感じていたはずだ。 それでも売り手は 「お客様のために…」なんて 言ってるから 摩訶不思議。 「本当に 私を 愛してるの? …じゃあ、あの資料の多さは なんなの? 老眼'sを困らせる あの 細かい文字はなんなの? 結局、自分が一番 かわいーんじゃないのー? 」なんて メロドラ風に迫ったら、偉い人たちは なんて答えるんだろう。ハグでもしてくれるだろうか… 「従業員第一主義」を掲げる サウスウエスト航空は 有名だけど、例えば「利益第一主


成長ってなんだろう
「創造性」「希望」「夢」「自由」「挑戦」… 帰郷した際、姪っ子や 甥っ子と遊んだり(遊んでもらったり)、公園で遊ぶ 子供たちの様子を見ていると、そんな 言葉を 連想する。 自分は どうなんだろう。 「創造性」「希望」「夢」「自由」「挑戦」… こんな言葉を 習字の授業で 教室に張り出した頃から 徐々に フェードアウトしていって… 早々に Jリーガーの夢は潰え… 反抗期を迎え… ロクデモナイ大学時代を送り… 曲がりなりにも12年ほど 企業人となる中で 社会に出た時の勢い何処へやら 思考停止状態に陥って… 何とか抜け出し… 34になって おっかなびっくり その入り口のドアをノックしている… とでも 言えるだろうか。 @ 駒沢公園。 あ、男の子が転んだ。 膝を擦りむいたみたいで 泣いている。 声をかけようかと立ち上がろうとする …と、近くで遊んでいた子供たちが 男の子の元に いっせいに 駆け寄ってきた。「大丈夫—?」「あー、血が出てるー」「お母さん呼んでこよーかー」しばらくして ママが到着して、一件落着。 「みんなはひとりのたーめにぃー ひとりはみん


世相。
本屋に立ち寄ると その時々の世相をうかがうことができる。 ライフスタイルの本棚なんかをのぞくと「断捨離」や「シンプルな〇〇」と言ったタイトルを しばらく前から よく目にする。 そこから 思うこと。 一つは、シェアリングエコノミー、モノからコト消費などの潮流に代表されるように、所有することに煩わしさを感じる人が増えているんだろう、ということ。 そしてもう一つは、「何か状況を変えたい」と思う人が 今のご時世 結構 いるんだろう、ということ。 「得るは捨つるにあり」なんて言葉があるけど、何かを捨てたり、お別れしたりすることは ある程度 覚悟がいる。 それが 自分の拠り所となっているものであれば なおさら。 …思い出の品、好きなブランド品 …(モノから離れてみれば) 誰某との付き合い、肩書き、こう見られたい という自分のイメージ etc… ただ、思い切って サヨナラしてみると、なぜ あれほど こだわっていたんだろう、後生大事にしていたんだろう、なんて感じるから 不思議である。 人は そんな経験を通じて、しなやかさを培ったり、本来の強さを 取り戻したりする


管理職は大変な仕事
上からは前年を上回る目標が与えられ、下(部下)は 表で裏で いろんなことを言ってくる。 おまけに ハラスメントだ、メンタルヘルスだ、働き方改革だ、なんて風潮だから 管理部門からも いろんな口出しが入る。“自分たちが部下”だった頃のようには いかない。 また、本来は「ビジネスモデル」や「風土」など、会社として対処すべき問題なのに「うちの管理職は…」とスケープゴートにされて、管理職研修を受けさせられたりもする。 私には絶対に務まらない 大変な仕事だと思う。 ところで、今まで色々な企業を見てきた中で、うまく組織をマネジメントされている管理職の方には いくつかの共通点があるように思う。 少し例を挙げてみると、 ■結果を出す ・上位方針を多少脱線してでも、現場ならではの独自の戦略・戦術を駆使して、結果を出すことに とことんコミットしている。(そしてそのやり方は 大抵 理にかなっている) ■上と戦う ・現場の意見を上にあげる また、上位方針がおかしいときは異を唱える。通る/通らない の結果は別として、弱い者でなく 強い者に立ち向かう姿勢を 部下はちゃんと見て


「変化」って
言葉。よく使うし、よく見聞きするけど、どんな意味だっけ。検索してみると「ある状態・位置から、他の状態・位置に変わること」と出てくる。 その意味するところの一つとして「序列が崩れること」があるように思う。 数年前は 無名だった企業が トップに躍り出る。かつての優良企業が 退場する。かつて 価値があったものが 無価値になる。かつての競争優位性が 負の遺産になる。 だから「変化の時代」は 今まで非常識とされていた戦略が一転して 合理性を帯びたりする。 会社を「改革」する際にも「序列を崩すこと」が重要になる。保守的であれば ベテランに代えて 重要なポジションに、危機感と現場感を持った若手・中堅を据える。年功「序列」を崩す。 ある 日本を代表する 新興オーナー企業。経営会議の場では 常に、経営トップから 出席者に対し ハードルの高い課題が 提案される。その際、「現状では 難しいですね」という ニュアンスの回答を3回 返した出席者がいたら、その方は 自分の部下と ”チェンジ” させられる。組織のトップが保守的だと、以下 全員(ひいては我が社)が 保守的にな


いい男は銭湯でわかる
人は同じ条件(場、テーマなど)で比較すると、その人のポテンシャルがよくわかる。会議、研修やアセスメント、ビジネススクールのグループワーク、バーベキュー、大喜利など。 特に 何も意識していない状態だと それが顕著に出る。その一つが、銭湯。 私は好きでよく行くけど よくよく考えてみると、他人同士がフルチ○で 同じ密室にいるという、かなり非日常性の高い現場である。 そこでは いろんな行動が 垣間見える。 同じタイミングで上がった際 さっと荷物をとってロッカーを譲ってくれる人、「これ、あんたのかい?」と落し物を気遣う人、若者にマナーをきちんと教える人、子供とバシャバシャ浴槽を占拠する人、何が理由かわからないけど フルチ○のまま 延々と怒鳴り合いをする人(まぁ コーヒー牛乳でも飲んで落ち着いて…)etc 無防備かつリラックスした状態で、どれだけ 男前度を発揮できるかが 試される。 私の中の MOP(Most Otokomae Player)は70過ぎの Aさん。 初めてお会いした時、隣同士の縁で色々話して行くうち(仕事で 行き詰まっていた)私の背中を流して


タイトルに惹かれて。
「小さく好かれようとして 大きく嫌われたこと」が 過去に 何度もあった。形だけの優しさ…というより ”易しさ”。結局、相手よりも自分を守ってたな … 苦い記憶と 恥ずかしさに 背中を押されて、手にとってみた。 著者は有名なコピーライターの方。内容は(序文↑とは直接的には関係なく)本業の広告を軸に、人の心理、ビジネスの潮流、仕事の考え方などに触れられていて、その洞察に気づかされることが多かった。 どんな仕事でも 深く掘り下げていくと、同じ水脈 − 汎用性のある知見 − に通じている気がする。 「一個一個は 地味な仕事、作業でも それを通じて日々 何を蓄積するかが、5年後、10年後のモノの見方、考え方を作っていく」… 上っ面ばかり撫でていた20代の頃、そんな風に上司に よく どやされていたことを 思い出す。 あれから、俺、どれだけ 変わったかな …
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