価値。
13時。緑道で 知り合いのMさんにバッタリ遭遇。私のダブルスコア(age70)だけど、バイタリティは 凄まじい。「Mさん:昨日ってか、今日か。5時まで呑んでてね。天気いいから 散歩がてら ビール飲もうかと」「私:えー。こんな時間から〜(嬉)…じゃー、ご一緒していいですかっ?」→1軒目「私:もう一杯なんか飲みます?」「 Mさん:じゃあ、もう一軒行こうか」→2軒目 … 昼酒は爽快だ。
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「なんでクスリなんかやる人 いるんだろね。お酒があるのにの〜ん」大学の時、ベース弾きの先輩(当時.学部 6年生)と昼時に 御茶ノ水の公園で呑んでたら、そんなことを言われたことがあった。「バカに付ける薬あったら、俺ら試した方がいいですよ」なんて 返したと思う。
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話、戻ります。
Mさんはご自身でお店をやられていることもあって、飲食店のお知り合いも多い。2軒目のお店では マネージャーの方と「あそこ美味しいよねー」なんて話をされている。…グラスを傾けながら聴いていると 私も行ったことがある、あるお店の名前が出てきた。「あそこは 味はいいけど…なんか行きたくないよね」二人のお話に 私も頷いた。以前、同じことを感じたからだ。
一歩 そのお店に足を踏み入れてから、お店を出るまでの経験に対する価値が、財布から出て行くお金に見合うかどうか。客はそれに対して感覚的に+−を測っている。味の良し悪しだけでなく。当たり前のようだけど、これを意識してサービスを提供し続けることは、本当に難しいと思う。
ちょっと業種は変わるけど、ディズニーランド。「地上で一番しあわせな場所」を創ると言った ウォルト・ディズニーのコンセプトもさることながら、長年にわたって ハイレベルのオペレーションを徹底しているのは やはり スゴイ。でなきゃ 地上で一番 (?)物価が高い場所 に あれほど多くの市民は 群がらないだろう。
お客様は よくみている。というか、感じている。何も言わないけど … 肝に命じなアカン。こんな風に 他人のお話を小耳に挟むだけでも バカにとっては 良薬になりそう。あ。
「お久しぶりです。先輩、朗報です。ありましたよー、俺たちに付けるヤツ…」長野に越してしまったベーシストに何年かぶりに連絡しようか。